前回は鉄釉を自分で調合して釉薬を作りましたが、今回はチタンマット釉の調合を行いました。釉薬づくり入門より長石207g、石灰184g、マグネサイト124g、カオリン92g、珪石392g、酸化チタン10gを調合。ちょっと白っぽいチタン釉になる予定です。水の分量が分からないのでとりあえず500ml加えてミキサーで撹拌しました。出来上がりは少しとろーっとした状態でしたので、今回はこのままの状態とし粘度が強いようでしたら水を継ぎ足す予定です。
⇒酸化チタン10gではなく100gでした。焼成の大失敗ー釉薬が全部剥がれた状態ーをやらかし、なんでかなと思い調べると調合間違っていました。
上記は12月22日ブログですが、酸化チタンの分量を大幅に間違えていました。ただこれが原因で左より2枚目の写真の焼成しても剥離するような状態になったわけでもないようです。それで初めてテストピース(写真5枚目)を作ってみました。結果は写真6枚目ですが、上:釉薬の本の指示通り酸化チタン100gでテストした分ですが、なんかもろもろの状態です。下:溶けるように流れやすい織部釉薬を約50%(外割?)混ぜたもの。中:透明釉薬を50%混ぜたもの。
何が間違えてたのか分かりませんが、とりあえず織部釉薬、透明釉薬など流れやすい釉薬を混ぜれば使用できそうです。
写真3,4枚はこれもテストで行なったものですが、2枚目の剥離状態の釉薬を除去して再度酸化チタンマット釉薬を厚め塗り、さらにその上に透明釉薬を厚め塗布してみました。結果は釉薬が流れすぎてしまいました。
相変わらず行き当たりばったりの自己流陶芸をやっていますので、使い物になる茶碗は2個に1個の割合です。